あ、会社辞めました

こんばんは、明石照秋です。

 

ブログを書くのはなんと1か月半ぶりになります。ほぼ毎日更新していた状態から一気にこのギャップ。はてなブログの書き方を忘れそうになりました。

 

まあ、そんなことはどうでもよくて、本題はタイトルの通り、会社を辞めましたってことです。

 

あ、会社辞めました

 

今のとこはこんな気持ちです。

 

会社辞めるなんて話をすると、周りからは「バカなの?」みたいな反応をされましたが、当の本人は意外と冷静なもんです。

 

いや、周りから見ると頭おかしいやつなんじゃないかって思われてるでしょうが、なんかこう、いまいち現実感がないというか、会社辞めるってそんなに騒ぐことなの?って感じがします。

 

別に会社辞めたから死ぬわけでもなし。まあ、「安定」というものは放り投げてしまった感はありますが。

 

まあ、そんときはなんとかなるよなーぐらいの気持ちで気軽に生きています。会社を断捨離してやったぜ!

 

どうして会社を辞めたのか?

 

やっぱり周囲から聞かれるのはこれ。

 

うちの会社はこのご時世でもわりと安定していた会社で、終身雇用という言葉がまだまだ通用する、そんな会社でした。

 

だから言ってしまえば、ずっと会社にいれば自分の人生はある程度安泰だったわけです。もちろん、将来的にどうなるかはわからないけどね。

 

そんな安定をそのまま形にしたような会社だったんですが、仕事内容もそれに恥じないくらい安定したものでした。

 

要はルーティンワークというやつです。毎日同じ工程をして、異常がなければ万事OK、時間がきたらお疲れーって言ってみんな帰る、そんなありきたりの毎日。

 

有給もきちんと取れ、残業も月10時間程度、ボーナスもしっかり出る。周りから見たら羨ましいと思われるような会社です。

 

でも、なにか自分には合いませんでした。毎日決まった時間に起き、同じ時間の電車に乗り、同じ内容の仕事をし、同じ時間に家に帰ってくる。

 

贅沢言ってんじゃねーぞ!なんて突っ込まれそうですが、合わないものは仕方ない。

 

出勤する度にこんなんでいいのかな・・・ってずっと思ってました。

 

自分で「生み出す」仕事がしたかった

 

ずっと前にこのブログでも書いたような気がするんですが(もはやいつ書いたかも覚えてない)、自分はなにか生み出す仕事をしたいなって思っていました。

 

別に新しい、独創的なものでなくてもいい、自分で作ったなにかがお金になったり、信用になったり、人に喜んでもらえるような、そんなものを作りたかったんです。

 

もちろん、だからって会社での仕事を馬鹿にしているわけではありません。ルーティンワークだって凄く重要な仕事だし、それがなければ社会は回っていかない。その仕事に誇りを持って働いている人もたくさんいる。

 

でも、自分のやりたいこととは違ってました。じゃあ、なんでその会社に入ったんだよって言われそうですが、結構勢いだけで入っちゃいました。受かったからいったれー!みたいな。

 

それで、実際働いてみたらなんか違うなーって。揶揄されるような最近の若者そのまんまですが、まさにそんな感じでした。

 

そんなもやもやしている毎日に新しい生活のヒントをくれたのは、このはてなブログでした。

 

フリーランスという働き方を知った

 

はてなブログには本当にたくさんの人がいます。それこそ社長や普通のサラリーマン、フリーターからニートまで。

 

そんな中で一際目についたのは、フリーランスという働き方をしている人たちでした。

 

自分は今まで、社会人=サラリーマンのような認識でした。まあ、実際多くの人は会社員をしてますし、この認識を持っている人は多いんじゃないでしょうか。はてなブログ内ではフリーランスの存在感やばいけど。

 

最初はへー、そんな人がいるんだ・・・ぐらいの認識だったんですが、その人たちの生活や仕事を見ているうちになんか楽しそうだなぁって思えてきました。

 

でも、フリーランスで生きていけるのはほんの一握り。そもそも自分には売り込めるようなスキルもないし、ムリムリ。この段階ではそんな風に思っていました。まあ、言ってしまえば雲の上の存在のようなものでした。

 

営業方法も知らないし、どっから仕事もらってくんのさ、って感じでしたね。

 

次に文章がお金になることを知った

 

はてなブログをやっていると、自然に他の人のブログも見るようになります。自分もよく電車の中とかで、いろんな人のブログを見ていました。

 

そこで執筆業、いわゆるライターをしている人のブログに出会ったんです。ライターとかすげぇなぁって思っていると、今は簡単に誰でもライターになれる、そんなことが書いてありました。クラウドソーシングってやつですね。

 

なんだ、それだったら自分にもちょっと出来そうかも?って思って、少し調べたら出るわ出るわ、悪口の嵐。あんなもんは金にならねぇ。時間の無駄だ。コンビニバイトしてたほうがマシ。

 

そんな中にも、何人か成功している人たちがいました。そして、その人たちが口を揃えて言っていたのは、実行し、継続する人は成功する、ということ。

 

最初は安いお金で働くことになるかもしれない、でも続けていけば必ず成功できる、そんな風に書いてありました。

 

今思えばよくやったな、って感じるんですが、当時の自分はこれを鵜呑みにし、すぐに退職の意志を固めました。

 

正直、フリーランスっていう働き方に憧れていたのもあったし、会社での仕事に辟易していたのもありました。朝起きるのが辛いとかもね。

 

でも、なにより自分が惹かれたのは、自分で何かを「作り出せる」んじゃないかということ。今はまだ言われた通りに、決まったルールの中で、指定されたテーマでしか書くことができませんが、それでも新しいコンテンツを作っていることに変わりはないし、いずれはもう少し自由に文章が書けるんじゃないかと思っています。オピニオン系の記事書くの苦手なんですけどね。

 

8月半ばのクラウドソーシングに登録したその日にまず親に退職することを伝え(かなり反対されましたが)、その翌翌日には上司に辞意を伝えました。

 

本当に勢いだけでしたが、今でも全く後悔はしていません。「まぁ、なんとかなるさ」が自分の信条なので、後悔すること自体少ないんですけどね。

 

結果的に9月は兼業ながら、会社での給料と同じくらいの額を稼ぐことができました。とりあえずは生活していけそうでほっとしています。もちろん、毎月同じ給料がもらえるわけではないのがフリーランス。自惚れず精進していきます。

 

今はクラウドソーシングだけが収入源だけど、もっといろんな世界を見て、自分もその中で生きていきたいなあ、って思っています。

 

用意ができたら辞めよう、ではいつまで経っても辞められない

 

社会には今の仕事を辞めたい人がたくさんいます。ネット上ではもちろん、友人や大学時代の先輩なども顔を合わせれば、辞めたい、もう嫌だ、なんてことを言っています。

 

それがどれだけ本気かはわかりませんが、じゃあ辞めたら?って冗談でも言うと、辞めるにしても用意ができたらだなーって皆が皆、口を揃えて言います。

 

少し前までは自分もその一人でした。だって辞めたらその後どうするの?今の社会では満足できるような次の仕事が見つかるかなんてわからない。いや、おそらく見つからないだろうって。

 

だからしっかり準備ができたら辞めるんだ、そんな風に思っていましたし、思っている人も多いでしょう。

 

でもそれって、自分に対して言い訳しているだけなんじゃないのかなって、最近は思うんです。辞める踏ん切りがつかないから、自分が納得するための一見真っ当に見える理由を探し出してきて、それで満足する。

 

実際、用意ができたらって言うけど、具体的にそれはどういう用意なの?お金が貯まったら、今の仕事が一区切りついたら?

 

きっと、その用意ができた頃には、また新しい「用意しなければいけないこと」ができてるんじゃ?。どっかで踏ん切りつけないと、それこそ無限ループみたいなもんなんじゃないかな。

 

自分が正にそうだったからとてもよくわかります。あと一歩が踏み出せないから、それを別のことに責任転嫁しているんです。

 

でも本気で辞めたいって思っている人は、実際にはそんなに多くないんだろうなって思います。とりあえず辞めたいけど、他にやりたいこともそんなにないから、今の仕事をやっておくか、って考えてる人が多いのでしょう。

 

それでもレールの上を走り続けるのは悪いことじゃない

 

最近、はてなブログ上で注目を浴びた18歳の子がいました。彼の言葉を借りると、決まったレールの上を走るのは嫌なんだと、自分で新しいレールを作りたいんだと。

 

確かに新しいレールを作って走り出すのは凄いことでしょう。誰もが見たことのない景色を見ながら走っていくのはさぞかし気持ちいいことでしょう。

 

でも、だからって既存のレールが古臭くて、馬鹿馬鹿しいものではないと思うんです。そのレールがなぜ存在するのかっていうと、そのレールに乗るメリットがそこには存在しているから。だからこそ多くの人がそのレールに乗るし、言い方が悪いけれどそのレールにしがみつこうとする人も出てくる。

 

ただ、そのレールに合わない一握りが違うレールに乗って、違う方向に走り出すんです。

 

自分はその王道のレールにはたまたま「合わない」人だった。だから途中下車して、違うレールを探そうかなって思っているだけ。そこに良いも悪いもないんだと思います。

 

そして途中下車した駅に「ライター」というレールがあって、今はそれに乗っていようかな、と。とんでもないオンボロレールかもしれないけど、今はそれでいいなって。

 

もちろんまた途中下車して、違うレールに乗りたくなる日も来るかもしれないけど、しばらくはこの列車に乗っていようかなと、そんな気でいます。 

 

人生は「なんとかなる」

 

自分の座右の銘みたいなものです。なんだかんだで人生はなんとかなっていく、そんな気がします。

 

今までにも、これ、わりと無茶だなーって思ったことはたくさんあったけれど、それもなんとかなってきました。だからこれからもなんとかなる。なんの根拠もないけれど、そんな気がしています。

 

もちろん、「なんとかする」んですけどね。寝てばかりいたらなんとかなるものもなんとかなりません。

 

こんな風に力まずゆるりと生きていけたらいいなー、と思っています。なぜか会社辞めたらやりたいこともたくさん出てきたし、それらを実行することを当面の目標として頑張っていきます。

 

とりあえず、毎日朝しっかり起きることをまず頑張ろう。

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