プログラミング素人が初めてWebサービスを作るときに利用したサービスをまとめた

こんにちは、あかしぃです。

 

先日、自作のWebサービス「ブログろぐ」を公開しました。ブログろぐは、日々のブログ執筆時間や作業時間を記録できるサービスで、他の人の記録も閲覧することができます。

一人での作業が多くなるブログ運営、自分もモチベーション管理にはかなり困らされてきました。そこで、他の人の作業時間を見ることで自分に発破をかけ、モチベーションアップにつなげられるのではないか?と思い、このサービスを開発しました。

 

ただ、自分はエンジニアとしての実務経験はありませんし、そもそもプログラミング自体ほぼやったことがありませんでした。Javaにちょっと手を出したことがあるくらい(すぐ挫折しました)

 

それでもなんとかサービスを完成させられたのは、ネット上に公開されている便利なプログラミング学習サービスのおかげです。

そこで、ブログろぐ開発にあたり自分が利用したサービスを以下にまとめました。プログラミング初心者で、自分でWebサービスやアプリを作ってみたい!という人は、ぜひ参考にしてください。

 

Progate(プロゲート)

 

Progateは、プログラミング初心者でもしっかり理解できるように設計されたプログラミング学習サービスです。

プログラミング未経験なら、まずはProgateからやってみるべき!と言っても過言ではないと思います。

 

「スライドでの学習→実際に手を動かして実践」という流れで学習を進められるようになっており、説明がとても丁寧なので、プログラミングの知識がゼロでも問題なく進められるはずです。

 

学習できる言語もHTMLやCSSJavaRubyRailsPythonなど、種類が豊富で、プログラミング学習のとっかかりとして最適です。また、初心者が100%躓いてやる気を削がれる「環境構築」をスキップできるのも大きなメリットですね。

一部が無料公開されているので、ぜひ一度利用してみてプログラミングの楽しさを経験してみてください。

全サービスの利用には月額980円かかりますが、この金額でこれだけ多くのプログラミング言語を学べるのはありがたいです。

 

ドットインストール

 

ドットインストールは、動画によるプログラミング学習サービスです。

「3分でマスターするプログラミング」というコピーの通り、一つの動画が3分以内にまとめられており、テンポよく学習を進めていくことができます。まぁ、全部の動画を見ようとすると数十時間かかりますが・・・。もちろん全て見る必要はありませんよ笑

 

一つネックなのは、動画なのでどうしても学習が受身になってしまうこと。プログラミングは結局手を動かさないと身につかないので、ドットインストールだけでプログラミングを覚えよう!というのは無理です。

自分は、新しい概念や言語に触れる際に、それらの雰囲気を知るためにドットインストールを利用していました。

全ての動画を閲覧するには月額980円かかりますが、無料で見られる動画も多くあるので、まずはそちらを見てみるといいですよ。

 

Rails Tutorial

 

ブログろぐは主にRubyRailsで作られています。Rubyプログラミング言語で、Railsがいわゆるフレームワークというやつですね。フレームワークについては以下のページを参考にしてください。

上の記事を読んでもピンとこないかもしれませんが、自分で使ってみるとなんとなく理解できるようになります。

 

RubyRailsを利用したのは、初心者向けの言語としておすすめ!というのを多くのブログやサイトで見たためです。自分はJavaをすこーしだけ書けますが、それと比べてもRubyは読みやすいし、書きやすいです。

Pythonも初心者向けの言語としておすすめされていることが多いので、まずはこの2つのどちらかに手を出してみるといいかもしれません。

 

さて話を戻して、Rails Tutorialは名前の通り、RubyRailsチュートリアル的なサービスです。Railsを学習するならまずはここから、と言われるくらいメジャーなもののようです。

チュートリアルの内容は、RubyRailsを利用して実際にWebサービスを作っていくというもの。踏破することでWebサービスの作り方がある程度イメージできるようになります。

 

ただ、ボリュームがかなり多く、Progateと比べると難易度がやや高めなので、やりきるにはそれなりの時間と覚悟が必要です。自分は2週しましたが、毎日3時間程度進めてだいたい1ヶ月かかりました。

それでもRails Tutorialをやりきったことで、ブログろぐを完成させられたと言っても過言ではありません。RubyRailsでサービスを作るなら、ぜひ取り組むことをおすすめします。

 

勉強本とかは?

 

いくつかプログラミングの学習本も買いましたが、正直上の3つほど役に立つことはありませんでした。

簡単なWebサービスを作るだけなら勉強本はいらない・・・と思います。ただ、コードの書き方の作法とか正直めちゃくちゃ怪しいので、そういったところはコードレビューとか本で勉強する必要がありそう。

自分に足りない部分がわかったら、その部分を鍛えるために本を買う、というやり方がいいのかもしれません。技術本って高いしね・・・

 

Google検索は神

 

上の3つのサービスをやりこんでも、実際に開発するとなるとわからない部分が大量に出てきます。そんなときはGoogle先生に聞きましょう。

ほとんどのエラーや疑問点は他の誰かも直面していて、なにかしらの解決法がネット上に公開されています。

ProgateやRails Tutorialをしっかりこなしていれば、解決法やそのためのコードを読み解くことができるので、ガシガシ検索しましょう。

 

ブログろぐの開発も、ほとんどがトライ&エラーの時間でした。初めてのWebサービス開発は、とにかく手を動かしながら調べ続けるといった地道な作業が必要です。そのぶん、思い通りに動いたときの感動もひとしおなので、ぜひ自分でWebサービスを作ってみてください。

 

まとめ

 

Webサービスを自分で作ってみて、「プログラミングは目的ではなく手段」という言葉の意味が少し理解できた気がします。

というのも、「勉強」するだけでは結局プログラミングって身につかないんですよ。ひたすらメソッドとか覚えてもすぐに忘れますし。

 

対して、自分でサービスを作る中で、「あー、このメソッドはこういうときに、こういう風に使うんだな」と理解したメソッドについてはなかなか忘れません。もし忘れてしまっても、リファレンスを見ることですぐ思い出せますしね。

なにより、ただただプログラミングを勉強するより、自分の作りたいものを作る過程のほうが圧倒的に楽しかったです。

自分が作りたいものをイメージして、それを作るためにはどんな技術が必要なのか?と逆算して学習を進めると、より実践的なプログラミング技術が身につくんじゃないかなと思います。