メールとLINEって結局どっちが「よかった」んだろうね

こんばんは、明石照秋です。「俺、風邪なんて3年ぐらいひいてないんだよね」って先週自慢気に語ってた同僚が今日風邪で休んでました。フラグって実在するんだね。

 

今日のテーマはメールとLINEについてです。今回も自分の考えを書いていくのがメインで、データなどは出していません。

 

メールとLINEってどっちが便利?なんてことにも触れません。LINEの方が便利だから今、世の中にLINEが広まっているんですよね。自分の周りもあっという間にLINEユーザーばかりになりました。無論自分もですが。

 

でもLINEが広まったことでちょっと窮屈になったような気もします。LINEってご存知の通り「既読」が付くんですよね。送った側にとっては読みましたよーって合図になるので安心感がすごいです。メールだと読まれたかどうか確認する術はないですからね。

 

確かに便利な機能なんですが、読む側としては不便な時ってありますよね。読んだからには返さなきゃいけない。真面目すぎるんだよって言われたらそれまでですが、自分に当てはめて考えてみたら、そりゃすぐ返事がきたほうが嬉しい。だからできるだけ返そうとする。

 

この繰り返しで無駄にやりとりが続くことってありますよね。お互いもうわかってるんですよ。もう相手も面倒になってきてるなってことぐらい。でもいきなり止めるのもなんだかなーってことでだらだら続けちゃう。

 

メールの時ってこんなことあんまりなかった気がします。LINEってチャット形式ですからリアルタイム感が強いんですよね。だからなのかもしれないです。

 

他にも既読スルーは悪、みたいな感じありますよね。読んだなら返事返せよみたいな。特に若い人に多い気がしますね。不安ですもんね。既読つかなかったら忙しいのかな?ぐらいに考えられますけど、既読が付いたってことは少なくとも1回は「見た」ってことですから。なのに返事がないってことは無視されてるんじゃないかって思っちゃう。

 

だから既読つけるタイミングの駆け引きって凄いですよね。すぐ付けると返信しなきゃいけないし、あんまり遅すぎると露骨な感じがするし。いろいろな思惑が飛び交っていて、それが全部見えたのなら人間不信になっちゃいそうです。

 

もう一つLINEの特徴といえば、グループを作れるってことですね。メールにも一斉送信の機能はありますが、あれを使ってグループ会話する人はあまりいないでしょう。想像したらわかると思いますが、会話が成立する気がしませんね。

 

LINEだとそれが簡単にできちゃいます。あの1つ既読が付くとドドドッと既読が付く現象、なんなんでしょうね?赤信号、みんなで渡れば怖くないみたいなあの感じ。不思議です。

 

話は少し変わりますが、自分たちっていわゆる「ぼっち」をひどく嫌がりますよね。友達いないの?的な。一人でいることは恥ずかしいことみたいな。だから日本人は~みたいなことは言いません。外国人はどうとか自分は知らないし。

 

あの風潮もLINEが広まってから加速した気がしますね。グループ思考が強まったというか。最近、一周回って一人でいることが立派みたいな考え方も出てきていますが。意識高い系って言われてる人たちに多いような気がします。

 

それは置いておいて、このグループ思考が強まったことによって新しい社会問題みたいなものも生まれています。当然良い面もたくさんありますが、あえて悪い面を挙げてみれば学校でのイジメとか。LINEで仲間はずれにして楽しむ、みたいな。ひどく陰湿なイジメ方ですが、これもLINEのせいなのかなって思います。

 

昔から仲間はずれにするイジメは存在しましたが、LINEの登場によって1段階進化したような気がします。ニュースなどで取り上げられて表面化することによって対策は打ちやすくなったのかもしれませんが。

 

今の中学生、高校生は1日のうち、LINEに数時間取られている子もいるそうです。理由は楽しいって気持ちもありますが、マメに返事してグループ内で交流しないとはじかれてしまうからだそうです。

 

正直、LINEは便利です。メールの比にならないぐらい。だからこそ、LINEに縛られすぎている気もします。結局、LINEの登場は「よかったこと」なんでしょうか?

 

あなたはどう思いますか?