誰でも「あっ、聞いたことある」ってなる名曲クラシック20選
こんにちは、明石照秋です。そろそろそうめん選手がウォーミングアップを始める時期ですね。現在、我が家では中一日の超過密登板です。
今日は誰でも一度は聞いたことがあるクラシック曲をシーン別にまとめてみました。普段あまり自分から聞くことのないクラシックですが、知らず知らずのうちに結構聞いていたりするものです。「えっ、これってクラシックだったんだ」ってなるかもしれませんね。
これを聞いてクラシックに興味を持ったら、ぜひ他の曲も聞いてみてください。クラシックって敷居が高そうに見えますが、全然そんなことなくて凄く聞きやすい曲がいっぱいありますよ。作業用BGMなどにもおすすめです。画像をクリックすると実際に曲が流れますよ。ではさっそくいってみましょう。
小中学校でよく聞いたクラシック編
威風堂々(エドワード・エルガー)
音楽の教科書などによく載っていました。リコーダーで吹いたことがある人もいるんじゃないでしょうか?また威風堂々は第5番まで作曲者によって作られていて、よく聞く有名なテーマは第1番の中間部です。さらに未完の第6番があったそうなんですが、21世紀初頭に加筆されて完成したそうです。
剣の舞(アラム・ハチャトゥリアン)
運動会といえばこれですね。この曲がかかると足が早くなったような気がして不思議です。バレエ「ガイーヌ」の最終幕で用いられる楽曲らしいです。イメージはクルド人が剣を持って舞う戦いの踊りを表しているんだとか。この曲によってアラム・ハチャトゥリアンは後世に名を残す有名な作曲家になったんですが、曲の知名度だけが一人歩きしてしまって、作曲者としては複雑な心境だったそうです。
クシコスポスト(ヘルマン・ネッケ)
運動会の曲Part2です。徒競走で転んだ思い出が蘇る...。言葉の意味は「郵便馬車」という意味らしいです。運動会で使われている曲No.1じゃないでしょうか。
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツァルト)
掃除の時間でよく流れていましたね。掃除が嫌いだった人は「うっ」ってなるかもしれません。言葉の意味は「小さな夜の曲」です。ゲームの「マリオブラザーズ」第1作目でこの曲の冒頭部分がBGMとして用いられているんですよ。知ってました?
G線状のアリア(バッハ)
入学式・卒業式の定番ですね。曲名は有名なヴァイオリニストがG線と呼ばれる弦のみで弾けるようにアレンジしたことに由来するらしいです。もともとは、J.S.バッハが作曲した管弦楽組曲第3番二長調BWV1068の第2楽章「アリア」という曲名です。この曲名だと日本でここまで有名にはならなかったかもしれませんね。
「四季」より"春"第1楽章(ヴィヴァルディ)
卒業証書を渡すときに流れるあの曲ですね。曲名も卒業式のイメージにぴったりです。ただこの曲、聞いてると眠くなるんですよね...。名前を呼ばれて返事が聞こえないとヒヤリとしましたね。後でまとめてみんな怒られるので(笑)
トランペット吹きの休日(ルロイ・アンダーソン)
これも運動会の曲ですね。父兄参加の演目でよく流れていた記憶があります。自分の父親が出るとなんか恥ずかしいんですよね。誰が誰のお父さんとかはほとんどわからないんですが。トランペットの休日という曲名のわりには、トランペットは吹きっぱなしで大変そうです。。
テレビでよく聞くクラシック編
交響曲第5番 ハ短調 作品67(運命)(ベートーベン)
冒頭のダダダダーンを聞いたことがない人はいないでしょう。ドラマのBGMやCMなどでもよく聞きますね。日本ではよく「運命」と呼ばれるこの曲ですが、実は正式名称ではないんです。最初の音に対してベートーベンが「このように運命は扉をたたく」と答えたことに由来して、日本では「運命」として広がったそうです。外国の人に「運命」とか「destiny」とか言っても、「なんだこいつ」って顔をされるので注意しましょう(笑)
子犬のワルツ(ショパン)
ドラマのタイトルにもなりました(表記は「仔犬」のワルツ)。安倍なつみ可愛かった...。自分はモーニング娘世代です。
ショパンは子犬が自分のしっぽを追い掛け回している情景からこの曲を作曲したそうです。曲を聞いていると確かにそんな情景が浮かんできますね。
交響曲第25番 ト短調 K.183 第1楽章(モーツァルト)
最近では「アウト×デラックス」でよく使われていますね。自分はマツコデラックス好きなんですよねー。実際に会ったらいつもの毒舌でボロクソに言われそうですが。
モーツァルトは短調の交響曲はこの曲とあともう1曲しか作らなかったそうです。確かにモーツァルトの曲ってあまり暗いイメージがないですね。
目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ(バッハ)
バラエティやアニメなどでよく使われていますね。この曲の後、オチが入るのが定番です(笑)本来は教会などで演奏される曲目です。荘厳な感じがしますよね。またバッハ自身がオルガン用にこの曲を編曲しているのでそちらを聞いてみるのも面白いですよ。
交響曲第9番「新世界より」第4楽章(ドヴォルザーク)
この曲を聞くとのだめカンタービレを思い出します。でも途中で読むのやめちゃったんですよね...。よくテレビで聞くのは第4楽章の冒頭部分ですね。音だけで「これからなにが起こるんだろう」って気持ちにさせられる曲です。
エンターテイナー(スコット・ジョブリン)
「黄金伝説」の1ヵ月1万円生活でよく流れている曲ですね。みんな驚くぐらい安い料理を作るんですが、あれ超格安スーパーありきですよね?あんな安く売ってるスーパーとか見たことないんですが...。もやし1円とか、鶏肉100gあたり10円とか。
ワルキューレの騎行(リヒャルト・ワーグナー)
カップヌードルのCMで流れていました。カップヌードルのCMってセンスあって面白いですよね。この曲は使われていませんが、侍のやつが特に好きでした。「rの発音すげぇ!」で腹かかえて笑ってました。
どこで聞いたか覚えてないけどなぜかピンとくるクラシック編
ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章(ベートーベン)
最初のゆっくりしたピアノの音が印象的ですね。バイオハザードをやったことのある人なら「あっ」ってなるでしょう。トラウマになってるかもしれませんが(笑)自分はそれ以外でも聞いたことがあったんですよね。うーん、どこなんでしょう。
幻想即興曲(ショパン)
これも冒頭の部分がすごく有名ですね。動画とかで見ると凄い早さで指が動いています。なぁにこれぇってなりますが、ピアノ曲の中でも比較的難易度の高い曲のようです。少し安心します。大人からピアノを始める人はこの曲を目標にする人も多いみたいですね。
この曲はショパンが亡くなってから発表されたそうです。ショパンは自分の死後、この楽譜は燃やして欲しいと頼んでいたそうですが、フォンタナという人がその遺言に背いて発表したそうです。おいおいおいなにやってんだ、って話ですが、その曲がこんなに有名になるとは不思議なものですね。
アヴェ・マリア(シューベルト)
曲名だけではピンとこないと思いますが、歌が入るあたりで「聞いたことある!」ってなる曲です。CMとかで使われていたんですかね。ちなみに曲名の意味は「こんにちは、マリア」という意味です。これはラテン語で、マリアは女神のことですね。
星条旗よ永遠なれ(スーザ)
いきなり元気よく始まります。行進曲ってやつですね。曲名のとおりアメリカのことを表していて、大人気な曲なんだとか。多くのアメリカの演奏会で最後の演目として演奏されることが多く、観客も手拍子で参加するらしいです。
月の光(ドビュッシー)
作業用BGMや寝る前のBGMにぴったりです。ピアノ曲の中で人気のある曲の1つですね。最近、「さよならドビュッシー」というドラマもありましたね。自分は見ていませんが。
カノン(パッヘルベル)
最後はもしかしたらクラシックで一番有名かもしれないこの曲です。「パッヘルベルのカノン」とも言いますね。もの凄い有名な曲なんですが、みんなどこで聞いたことがあるんでしょうね。自分は思い出せないです。
また「カノン」とは複数の声部が同じ旋律を異なる時点からそれぞれ開始して演奏する様式の曲を指すそうです。(Wikipediaより)言葉にすると難しいですが、中間部のメロディのことですね。カエルの歌の輪唱みたいになってるところです。例えがアレで申しわけないですが。
終わりに
いかがでしたでしょうか。本当に有名なものばかり選んだので、クラシック通の人から見たら「にわかめ」って思われちゃうかもしれませんね。
あんまり意識して聞く機会のないクラシック音楽ですが、以外と知っている曲も多かったんじゃないでしょうか。これを機にクラシックに興味を持ってもらえたら、と思います。
それでは、明石照秋でした。