長い?短い?10年間の音楽歴を振り返ってみる
こんにちは、明石照秋です。
自分は今26歳で、高校1年の時に吹奏楽部に入り、そこからずっとなにかしらの楽器をやってきたので、だいたい10年間楽器、音楽に触れてきたことになります。今思えばあっという間の10年間でしたが、音楽づてにいろんな人に出会うこともできたし、とても充実した10年間だったと思います。
平均して一日2時間ほど音楽をやっていたと仮定すると10年間で7300時間ほどの時間を音楽に費やしてきたことになります。改めて考えると結構な時間ですね...。なにか1つのこと習熟するにはおよそ10000時間必要とされていますから、1つの楽器に集中して打ち込んでいれば今頃結構な腕前になっていたかもしれませんね(笑)
今回は自分が10年間、音楽に触れてきて思ったことや印象に残っていることを書いてみようと思います。そこそこ音楽をやっている人には共感してもらえる部分もあるかもしれませんね。
音楽は最初から楽しかったわけではない
なんでもそうですが最初はできることが本当に少ないです。自分は吹奏楽部でホルンをやることになったのですが、最初の1ヵ月はひたすらドレミファソラシドを練習させられていました(笑)こんなのすぐ飽きてくるに決まっているし、部活辞めようかなって思ったことも何度かありました。
でも最初の合奏で、他の人と音を合わせることの楽しさを知り、そこから音楽に夢中になっていきましたね。一人で演奏するのも楽しいですが、自分はやっぱり複数人で演奏することが好きでした。
また2年の夏からコンサートマスターに指名され(やらされ?)、そこでコードの構成音なども勉強しました。この時に音楽理論を少しでもやったことは本当に大きかったと思います。理論っていわれると、「うっ」ってなる人も多いと思いますが、少しでも知っておくと結構違いますよ。特に音階、コードなどは勉強しておくと見返りが大きいです。
学生中はギターにのめり込む
自分は部活人間だったので、勉強は全くしておらず、定期試験の順位も下から3,4番目とかでした。なので当然のように大学受験は失敗し、1年浪人することになりました。年度初めは勉強する気まんまんだったのですが、エレキギターを友人にもらってからはギターの練習ばかりしていました。予備校へは2日に一回ぐらいしか行かなくなっていましたね(笑)アジカンやバンプをコピーしてよく友達と合わせていました。
その後なんやかんや志望校に一応合格し、晴れて大学生になりました。サークルは軽音に入る気だったのですが、寮の先輩に誘われ、知らず知らずのうちにマンドリンオーケストラに参加していました。そこではエレキギターの経験を買われ、クラシックギターを担当しました。
同じギターやし、なんとかなるやろって簡単に思っていましたが、これがめちゃくちゃ難しくて必死に練習していました。似ているようで結構違うもんなんですよね...。また2年の時に学生指揮もやることになって、大学ではひたすら音楽をやっていましたね。先輩もいる中で演奏指示をするのは気を使うんですよ(笑)
またその頃からyoutubeとか動画サイトで演奏動画をよく観るようになりました。そこで押尾コータローさんの演奏を初めて見て、ソロギターというジャンルを知りました。最初見た時は衝撃でしたね。一本のギターからメロディー、ベースライン、さらにパーカッションのような音が同時に出るんですから。すぐに自分もやってみたいと思って練習を始めたんですが、馬鹿みたいに難しくて何度も挫折しそうになりました。でも毎日続けているうちに不思議とできるようになっていくんですよね。
自分だけかもしれないんですが、練習の効果って翌日にでてくるような気がします。当日は「こんなん弾けん!もう寝る!」ってなって諦めちゃうんですが、改めて次の日もう一度やってみると、昨日より断然弾けたり、って結構ありました。人間は寝ている間に脳が整理されるらしいので、それと関係しているのかもしれませんね。
その後、学生時代はソロギターをやり続け、結構な腕前(自分で言うのもなんですが笑)になることができました。人前で弾いてすげぇ!って言われるくらいにはなってました。
ギターが弾けなくなってピアノを弾いてみることに
大学を卒業して就職のために引っ越したんですが、新しいマンションではギターが弾けなくなりました。エレキならまだしも、アコギはどうしても音量が出ちゃうので近所迷惑になっちゃうんですよね。
でもこれからもずっと音楽はやりたい!と思っていたので、なにかマンションでも弾ける楽器はないかと思っていました。そんな時、youtubeやニコニコ動画でピアノの演奏動画を見て、電子ピアノだったらマンションでもできるんじゃないかと思いました。思い立ったが吉日ということで、さっそくヤフオクで出品されている電子ピアノを調べ、その日のうちに買ってしまいました。
よくピアノは子供のころからやっていないと上達しないとか言われているので、少し不安はありましたが、そんなもん努力でなんとかなると思っていたので、ピアノが届いてからは練習しまくりました。
が、思ったよりも難しくてそう簡単にはいきませんでした。最初はピアノは鍵盤楽器やから鍵盤を叩いたらとりあえず音は出るんでしょ?じゃあ、余裕じゃん!みたいに思っていましたが、当然そんな甘くはなかったです。
ピアノは鍵盤が広いですよね。ギターの指板の3倍ぐらいあるんじゃないでしょうか。だからどうしても手の動きを目で追えなくて、感覚で弾くことになるんですが、最初はそんなもん身に付いてないのでとにかく音を外しまくりました。
また右手と左手でまったく違う動きをするのにも全然慣れなくてそれも大変でしたね。ホルンとギターは基本的に一つの音を出すのに右手と左手は連動していましたから。
ピアノは始めてまだ1年弱なので全然下手っぴですし、できないこともたくさんありますが、やる気には満ち溢れているのでこれからも頑張っていきたいです。
振り返ってみるとこんな感じでしょうか。自分は10年間音楽やってきてよかったと思っています。またこれからもずーっと続けていけたらいいなとも思っています。楽器の上達には時間がかかりますし、3日もサボればかなり下手になる気がするので結構大変な趣味ですが、その分、とても楽しいのでぜひおすすめしたい趣味です。音楽初心者でも頑張れば結構なんとかなるので全然大丈夫ですよ。興味を持ったらさっそくやってみてください。
では今日はこの辺で。ではでは。