【独学者向け】ブルグミュラー「別れ」 演奏のポイント
自分は土曜日が一番テンション上がります
日曜日って「明日から仕事かー」とか考えちゃってだんだん憂鬱になっていくんですよね(笑)
周りに聞くと金曜の夜派と土曜派がいるみたいです
こんにちは、明石 照秋です
今日は現在練習しているブルグミュラーの12番について自分の練習経過、練習のポイントなどを書いていきたいと思います
難しい...
今までやってきたブルグミュラーの曲の中で一番難しく感じます
特にテンポが上がってからの3連符ですね
左手は長年ギターをやってきたおかげか?ある程度それぞれの指を独立して動かせるんですが、右手がどうもうまくいかない
どうしても小指、薬指が遅れたりこけたりしてしまうんですね(特に2拍目の薬指→小指→薬指)
こればっかりは一朝一夕でできるようになるもんでもないと思うので地道に薬指、小指を鍛えていくしかないですね
毎日の基礎練で重点的に鍛えているおかげか前に比べるとかなり動くようにはなってきましたが
練習のポイント
まず3連符に慣れるということですね
3連符はある程度その独特のリズムに慣れていないと難しいと思います
適当に練習しているとリズムがガタガタになるので要注意です
知らない間にタンタンタンのリズムがターンタタンとかになってたりしますからね(笑)
メトロノームを使ってきっちり練習してください
しかし最初から4分音符でテンポを出すと、3連符の練習はやりづらいかもしれません
例えば50だと遅すぎて逆に弾きづらいし、70だと早すぎて弾けないといった感じですね
この場合は三連符内の音一つを4分音符一つと変換して練習するのがおすすめです
メトロノームのカチッの音一回で三連符内の音を一つ弾くということです
こうすると細かいテンポの調整がしやすいですし、曲の全体像をつかみやすいです
こうしてある程度曲に慣れてきたらもとの4分音符のテンポに戻して練習するといいと思います
以下の記事の内容も参考にしてみてくださいね
強弱記号などについて
この曲はsf(スフォルツァンド)が比較的多くでてきますね
ちなみに意味は突然強くとかその音を特に強めに弾く、です
突然とか、急にという意味合いが特に強いですね
どんな感じで弾けばいいかよくイメージできない人はyoutubeとかで聞いてみるといいと思います
この「イメージする」ことは本当に大事です
いろんな人に言われたことなんですが
自分が頭の中でイメージできない音は実際に音にすることはできない
これはある程度音楽の経験がある人はよくわかっていることだと思います
新しい曲を練習する際には曲のイメージを頭のなかに作ることが大切です
音楽の表現は究極的には頭の中の音を具現化するということですからね
いろんな曲を聞いたり、また同じ曲でも違う演奏者の演奏を聞くことによって「こういう表現があるんだ」という風に自分の中に表現の引き出しが増えていきます
あとはこれをベースに、自分のアレンジを加えたりしてオリジナリティを出していくわけですね
そんな簡単にできることではありませんが普段の練習から意識していくことが大切だと思います
楽譜内の音楽記号について
アクセントとかは意識して練習することが多いですが、表現に関する記号は読み飛ばしている人も多いんじゃないでしょうか(笑)
「別れ」で出てくるものについて書いておきますね
dimin(ディミヌエンド):だんだん弱く
rall(ラレンタンド):だんだん遅く
in tempo(インテンポ):譜面どおりの正確な拍子で(別れだと4分音符=184で)
cresc(クレッシェンド):だんだん強く、大きく
espressivo(エスプレッシボ):表情豊かに、感情をこめて
「別れ」は大人の方のほうが感情をこめて弾きやすいと思うので(人生経験的な意味で笑)、しっかり完成度を上げて聴かせる演奏にしていきたいですね
今日はこの辺で、ではでは