ピアノの練習で意識している3つのこと

最近暑くなってきましたね

汗かくと眼鏡がズレて、ジブリのおばあちゃんキャラみたいになるので夏は嫌いです(笑)

こんばんは、明石 照秋です

ちなみに冬はマスクをすると眼鏡がくもるのでもっと嫌いです(笑)

 

今日のお題

 

今日は練習中などに意識していることですね

高校で吹奏楽の顧問の先生に言われたり、自分でこうした方がいいと気づいたり、いろいろあります

それを3つほど紹介してみようと思います

 

1 基礎練を適度にやる

 

ここでいう基礎練とは主に曲以外の練習のことですね

ピアノだとハノンをメインにやっている人が多いんじゃないでしょうか

「適度に」とは基礎練をまったくやらないのもだめですし、そればっかりやっていてもだめってことです

特に大人から始めた人は時間が少ないので、早く曲練習をしたくなるんですが基礎練は非常に大事です

ハノンはすごい機械的なフレーズが続くのでやる気がなかなか出ないかもしれませんが、指の動きの均一化に非常に役に立ちます

特に薬指と小指を鍛える練習テーマが多いのでやりはじめはかなりきついんですが、その分確実に効果はあります

 

さて一日の練習時間のうちどのくらい基礎練に時間をとるかなんですが、これは人によって結構違ってくるんじゃないでしょうか

特にこう!といった時間はないんですが、全体の練習時間の4分の1ぐらいがちょうどいい感じだと思います

1時間練習するなら15分ぐらいってことですね

時間を決めて練習することは非常に大事です

全然集中力が違います

練習後の達成感も全然違います(笑)

 

2 最初はとにかくゆっくり!

 

これは先生に耳にタコができるくらい言われました(笑)

はじめて練習する曲を最初から指定されたテンポで弾こうとしていませんか?

これは実はとても非効率なんです

気持ちはとてもわかるんですけどね

テンポが早いとかっこよく聞こえるんでついつい早いテンポで練習してしまうんです

あと練習曲集とかだとどんどん進みたいって気持ちがあるんで最初から早めで練習してしまいがちですね

そこはぐっとこらえてテンポを落としてください

そのほうが最終的に曲の完成度が上がるし、結局完成するまでも早いんです

急がば回れってやつですね

 

ではどのくらいテンポを落とせばよいのか?

それはほぼ完璧に通して弾けるところまでです

新しい曲だとおそらく半分以下のテンポになってしまうでしょう

いいんです、ためらうことなく落としちゃって下さい

ここでいうほぼ完璧とは基本的に音を間違えずに強弱なども意識してつけれる程度です

特に強弱をつけることを強く意識してください

ここで意識しておくとテンポが早くなってからの曲の表現がとても楽になります

 

ほぼ完璧に弾けたらそこから少しずつテンポを上げていきます

例えば5とか10ずつとかですね

一気に30とか上げちゃだめですよ!(笑)

この繰り返しで指定のテンポに近づけていくんです

こう練習すると曲の完成度が段違いです

自分はわかっていても知らず知らずのうちに早いテンポで練習しちゃうんで、目につくところに「ゆっくり!」って張り紙貼ってます(笑)

 

3 難しいところは簡略化して練習する

 

曲を練習していると、「ここ難しいなー」とか、「ここだけどうしても指が回らない」とか出てくると思います

そういうときは音を減らしたり、強弱を一旦無視して弾きやすいようにアレンジして弾くといいと思います

まずは全体像のイメージを頭と手で覚えるということですね

ピアノだと一番わかりやすい簡略化の例は片手だけで弾く、です

これ弾き慣れている曲とかでも結構効果あるんですよ

最初は右手だけで弾いてみて、次に左手だけで弾いてみる

片手ずつで完璧に弾けたら両手で合わせて弾いてみる

自然と指が回るようになっていると思います

 

他にもリズムがわかりにくかったら例えばタイを外して弾いてみるとか、全部8分音符に変換して弾いてみるとかあるんですが、これはちょっと応用編です(笑)

最初は困ったら片手ずつ弾くということを覚えておくだけで十分だと思います

 

 他にも。。。

 

意識していることはあるんですがそれはまた今度の機会にでも紹介したいと思います

今日紹介したことは本当に大事です

知らなかった方は是非意識して日々の練習に取り入れてみてくださいね

ではでは