あなたはどうですか?楽器が続く人と続かない人の3つの差
あなたは今までに楽器をやめてしまった経験がありますか?押入れの中に眠ってるギター、部屋のインテリアと化してしまったピアノ...。楽器を買った最初はあんなにやる気に満ちあふれていたのに...。
もしかしたら楽器をやめてしまいやすい理由に当てはまっていたのかもしれませんね。今回、楽器が続く人と、続きにくい人の差を周りの環境の違いから考えてみました。新たに楽器を始めようと思っている人の参考になれば幸いです。また楽器を一度やめてしまった人も環境を整えてもう一度チャレンジしてみませんか?
楽器が続く人とは?
当然1つだけの理由ではありません。いろんな理由があると思いますが、その中でも特にこれが大きいんだろうなと感じたことを挙げていきます。リサーチ対象は自分の周りで楽器を続けている人や、他の人づてに聞いた話なので偏りはあるかもしれません(笑)
1.目標とする曲や憧れの演奏者がいる
やっぱり一番の理由はこれだと思います。楽器を始めるきっかけって曲や演奏者をみて、「おお、かっこいい」からスタートする人が圧倒的に多いですからね。
ちょっと昔の話で言えばいわゆるギターキッズとかもそうですね。自分もギターは押尾コータローさんの影響を受けて始めましたから。ちなみに最近ギターキッズって減ってきてるらしいですよ。なんかちょっと残念な気もしますね。
意外と身の回りにかっこいい曲や、おしゃれな曲って溢れているものですよ。自分は最近、報道ステーションのOP曲を改めてちゃんと聞いてみて感動しました。聞くのが当たり前になってるような曲にも耳を傾けてみるといろんな発見があって楽しいです。
2.周りに音楽仲間がいる
これもやっぱり大きいですねー。ギターとかベースはもちろん、ピアノとか主に一人で演奏する楽器でも完全に一人だと練習のモチベーションって中々続けるのは難しいです。
もちろん一人でも黙々と練習して、ぐんぐん上達する方はいますよ。でも特に始めたての頃に音楽仲間がいると、「あいつには負けない」とか、いろいろ共感できることもあって楽器がより楽しくなると思います。人は一人では生きていけないってことですかね。ちょっと大げさですね(笑)
3.練習した成果を人に聞いてもらう機会がある
例えばバンドならライブ、ピアノなら発表会とかですね。最近、友人の結婚式でピアノを披露するのが増えているらしいですがプレッシャー凄そうですよね(笑)
やっぱり一生懸命練習したからには人に聞いてもらいたいと考えるのは当たり前だと思います。緊張して失敗することも多々ありますが、後になるとそれはそれでいい思い出になるんですよね。
私の演奏なんて下手すぎて人前で発表するなんて恥ずかしいって人も多いと思います。ていうより多分みんなそう思ってます(笑)
でも楽器って自分が思ってるより案外うまく弾けてるもんなんですよ。毎日練習していると自分の音の気にいらないとこだけ注目するようになっちゃうんですよね。だから恥ずかしがらずにどんどん聞いてもらうようにしましょう。こういう短期的な目標も楽器のモチベーションを上げるのに有効ですからね。
逆に楽器が続かない人に多い特徴とは?
上に挙げた3つをひっくり返せばそのまま続かない理由になるんですが、他にもあると思うので考えてみましょう。もちろんこれにあてはまったから続かないなんてことはありません。
単にこれがやめる理由として多いだけであって必須条件ではないですからね。むしろ「そんなの関係ない!」って気持ちで練習するといいと思います。
1.生活リズムが一定でない
楽器の練習とはあまり関係ないと思いますが、これ意外と重要です。大事なのは練習をいかに生活の一部として組み込むかなんですね。1日の中の習慣になってて練習しない日があるとなんか落ち着かない、くらいが理想です。
生活リズムが安定しないと生活の一部に組み込んでいくのは中々難しいです。あ、今日は練習してない、明日でいっかー→今日は疲れたから明日こそは→...
こんな風にしてフェードアウトしていっちゃいます。進研ゼミの漫画の最初ってこんな感じでしたよね(笑)
2.他に熱中できる趣味がある
これは決して悪いイメージとしての話ではないです。大人になると熱中できる趣味を見つけるのって結構難しいんですよね。だからそういう趣味を持っている人は素晴らしいと思いますし、羨ましいです。
ただ楽器がある程度弾けるようになるにはそれなりに時間がかかりますし、できればほぼ毎日練習したほうが上達も早いです。趣味が他にも2つ、3つとある人は上手な時間のやりくりが大切ですね。
ちなみに一日にどれくらいの練習時間を取れると上達しやすいのかを考えてみました。
このぐらいならいけるかも...!って思った人はぜひ楽器を始めましょう(笑)思いたったが吉日ともいいますしね。
結局はやる気の問題
ここまでいくつか楽器が続く理由、続かない理由を挙げてきましたが一言でまとめるとこうなってしまいます(笑)
やる気がある人は続けられるし、ない人はやめてしまう。
上に挙げたのはやる気を生む理由と考えてもいいかもしれません。どんな人でも練習したくない、やめたいって時期があると思います。プロのミュージシャンでもインタビューとかで音楽をやめたい時はあった、とか言ってますよね。こういう時に発奮剤となるのが上の理由なんだと思います。
またその楽器が好きなのも当然大きな理由ですよ。やっぱり好きなことじゃないと長くは続かないですからね。毎日、楽しく練習していけるといいですね。
じゃあ今日はこの辺で。明石 照秋でした。ではでは。