音痴を直す3つの方法!自分はこれで音痴が直りました

こんばんは、明石照秋です。今日はちょっとピアノからは離れた話題を書いてみようと思います。ただピアノは出てきます。しかも大活躍です(笑)

 

音痴」。この言葉を聞くだけで嫌になる人、いると思います。なぜなら自分がそうだったから(笑)音痴にもいろいろ種類がありますが、一番多いのは歌の音痴じゃないでしょうか。2位は運動音痴かな?

 

最近はカラオケがすごく一般的になってきて、自分の歌声、他人の歌声を聞く機会が多くなったように感じます。大学生ならカラオケでオールしたり、社会人でも飲み会の2次会、3次会でスナックで歌ったり...。ここで音痴の人は「絶対行きたくねぇ!」って考えるんですが、付き合いとかでどうしても行かなくちゃいけない時とかってありますよね。

 

行ったら自分だけ歌わないわけにもいかないし、覚悟を決めて歌ったら「あ、音痴なんだ」みたいな空気になるし。吹っ切れてネタにしちゃえばそれはそれでウケるんですが、音痴ってやっぱりコンプレックスになっていて、なかなかそんな簡単な話じゃありません。

 

歌を聞くのは好きなのに、自分では思ったように上手く歌えない、辛いですよね。自分もみんなみたいに気持ちよく歌って騒ぎたい...そう思っている人は多いと思います。でも、音痴って直るのかな...どんなことすれば治るんだろう...って思ってるんじゃないでしょうか?

 

実はほとんどの人の音痴は直るものです。さすがに「はい、直ったよー」みたいに簡単なものではありませんが、努力をすることで確実に改善します。実際に、自分はかなり改善されましたから。今回は即効性ですぐにある程度の効果が出るものから、地道な努力によって安定した音感を手に入れる方法の2つを紹介しようと思います。自分がやってみて効果があったものですから、間違いないと思いますよ。

 

実は音痴には2種類の音痴がある

  

運動音痴と方向音痴の2種類とかではありませんよ?(笑)歌の音痴には実は2種類あって、それぞれ原因と対策が違うのです。

 

まず1つ目は耳音痴と言われるもので、これは聞いた音の高さを頭の中で正しく把握できていないため、だと言われています。たとえばドの音を聞いても、頭の中ではソの音と処理しちゃうんですね。なので、本人はソの音を歌っちゃうわけです。本人にとっては正しい音程でソを歌っているんですが、本当の音はドですから、周りの人は???ってなりますよね。このパターンの人は自分で音痴だと気づけません。周りの人から音痴じゃない?と指摘されて気づくことが多いようです。

 

対して2つ目は喉音痴と言われるものです。耳音痴とは違って、聞いた音は正しく頭の中で処理できるんですが、その正しい音程を声に出すことができないんですね。これは声帯の使い方や、鍛え方が足りないために起こるんだそうです。このパターンの人は自分が音痴だとわかっています。音が外れているのがわかっているのに正しく歌えない、だから辛いんですね。

 

ちなみに音痴の人は喉音痴であることが圧倒的に多いそうです。確か音痴の人の中で、95%ぐらいがそうだと聞きました。また、直しやすいのは喉音痴のほうなのです。なのでほとんどの人の音痴は努力によって直せるんですね。

 

耳音痴と喉音痴、それぞれの直し方は?

  

耳音痴は直すのが比較的難しいと言われています。自分では音程が外れていることになかなか気づけませんから、誰かに指摘してもらいながら直していく必要があります。指摘されて「ああ、この音は違うんだ」と頭の中で修正していくことになります。

 

また先天的に音程を正しく聞き取ることができない人もいるそうで、そういった場合、修正は非常に難しいそうです。

 

ただ上にも書いたとおり、ほとんどの人は喉音痴ですから、そんなに悲観的にならなくても大丈夫です。ちなみに自分も喉音痴でした。

 

喉音痴の直し方、その1

 

さあ、ここから気になる音痴の直し方です。自分がやってみて効果があった2つの方法を紹介します。

 

まず1つ目にすぐ効果の出る方法を紹介しましょう。この方法は簡単で、カラオケとかに行った時に恥ずかしがらずに大声で歌うということです。

 

...なに言ってんだ?って声が聞こえてきそうですが、これは実は大事なことなのです。音痴の人は自分の歌声に自信がないので歌っている時、声も小さく、体も縮こまってしまいがちです。この状態ではただでさえ弱い声帯をうまくコントロールすることができず、より音痴になってしまいます。

 

息をしっかり吸って、体の重心をしっかり下にさげて、お腹から声を出すイメージで歌いましょう。これだけでもまったく違った声になりますし、音程もある程度安定します。また息をしっかりコントロールすることで声帯の使い方を安定させることができるのです。

 

あとやっぱり自信なさげで小さな声は、音程のズレも目立ちやすいですし、聞いている人も不安になります。逆に太く、大きな声は音程のズレをごまかしやすいですし、聞いている人に安心感を与えます。

 

これは本当にその人の気持ち次第ですぐ実行でき、効果もすぐに出ますのでおすすめの方法です。

 

喉音痴の直し方、その2

 

家で歌の練習をするのも効果的ですが、がむしゃらに歌っても効果は小さいと思います。ボイストレーニングや音感を鍛える教則本を一冊買ってみて、その通りに練習するとよいでしょう。

 

大切なのはいろんな曲に手を出すのではなく、一曲を丁寧に練習することです。音を外しやすいポイントを徹底的に練習することで、自分の弱点を鍛えることができますよ。

 

下で紹介している本には「上を向いて歩こう」といった、有名でありながら簡単な曲が多く掲載されており、楽しみながら練習を進めることができます。一日10分の練習でも効果はありますから、日課にしてしまうのもアリかもしれませんね。

 

 

喉音痴の直し方、その3

 

ガッツリ訓練したい!という人は、ピアノや、ハーモニカなど正確な音程を出せる楽器を用意して、その音に合わせて正しく歌えるように訓練しましょう。ピアノに合わせても歌っている音程が正しいか自信がない、という人はチューナーを用意しましょう。チューナーとは今出している音がどんな音程で、正しい音程からどれくらいズレているか、正確に測定してくれる機械です。

 

最初はドレミファソラシド、ドシラソファミレドから始めて、完璧に歌えるようになってきたら、ド、ミ、ソなど難しいものにもチャレンジしていきます。ちょっと工夫して最初のドだけピアノで音を出して、後はピアノのガイドなしでレミファソラシドを歌ってみてもいいと思います。

 

さらに慣れてきたら、実際の曲のメロディーなどをなぞってみてもいいですね。最終的にピアノのガイド音なしで正しく歌えるようになれば合格です。

 

また、音痴修正には録音が大きな力を発揮します。自分の声を録音するのはかなり抵抗のある行動ですが(音痴ならなおさら)、その効果は絶大ですので、本気で音痴修正に取り組むのなら、ぜひやるべきだと思います。ちなみに自分もやってみましたが、すぐに心が折れました(笑)自分の歌声を改めて聞くのは、かなり苦しい作業です。プロの歌手ぐらい上手ければ楽しいんでしょうけど。

 

あととにかく歌いまくるというのも喉音痴の修正には効果的です。自然と声帯が鍛えられ、声の正しい出し方を体が覚えてくるからですね。歌うのが好きな人は暇さえあれば歌ってみましょう。周りから苦情のこない範囲でですが・・・。

 

 

こんな感じですね。音痴って本人には本当に大きな悩みなんですよね。あんまり人には話せない悩みですし。でも原因がわかって、対策もわかれば直すことができます。特に紹介した1つ目の方法はお手軽なんで次に歌う機会があったらすぐに試せますしね。音楽は聞く、演奏することももちろん楽しいですが、歌うのもとても楽しいですからね。音痴を克服して、思いっきり歌っちゃってください!

じゃあ、今回はこの辺で。それではまたー。