【感想】Kindleを購入して3ヵ月使ったから使い心地をレビューするよ!

こんにちは、明石照秋です。

 

Kindleを購入して早3ヵ月ほどが経ちました。正直、買うまでは「Kindleなんて必要ないでしょ、やっぱり本は紙で読まなきゃ!」なんてことを思っていたのですが、今ではKindle抜きの生活なんて考えられません。Kindle舐めてました、ごめんなさい。

 

あまりの使いやすさに感動したので、ここらでレビューを書いてみたいと思います。使い勝手や便利だと感じた点、逆に少し不便に感じる部分もピックアップしてご紹介していきます。

 

「Kindleって最近よく聞くけど、どんなもんなの?使いやすいの?」みたいなことが気になっている人の疑問に答えられるよう書いていくので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

Kindleって何?

 

kindleは「電子書籍リーダー」です。・・・なーんて言われても意味がわからないですよね。これはもう実物を見たほうがわかりやすいでしょう。

 

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写真の状態は待ち受け画面のようなもので、スリープ状態、つまりしばらく何も操作していないときはこの画面になります。使い始めるには、下のほうにある電源ボタンのようなものを押して、上にシュッとスライドするだけです。

 

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すると、前回見ていたページが表示され、続きから読み始めることができます。本のしおりと同じですね。この機能がとても便利で、おかげで「あれ?前はどこまで読んだっけ?」みたいなことにはなりません。ダウンロードしている本なら全てしおり情報が記録されるので、数ヵ月ぶりに読み直しても迷子にはなりませんよ。さずがにそれだけ期間が空くと、内容を覚えていないかもですが・・・。

 

 

画面は本の質感をできる限り再現しているようで、驚くくらい本っぽいです。いや、なんか語彙がアホみたいなんですけど、ほんとにそうなんです。スマホやパソコンのようにチカチカしている感じではなく、自然な白さとでも言うのでしょうか。文字も印刷感がよく出ています。

 

そのおかげか、長時間読んでいてもほとんど目が疲れません。むしろ紙の本より疲れにくいです(個人の感想)。目に負担を与えると言われている「ブルーライト」が一切使われていないので、それが理由かもしれませんね。

 

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 (Kindleを下から見た図。赤い四角は充電のためのUSBケーブルを挿すところで、緑の四角は電源ボタン)

 

スマホやパソコンで購入したkindle本も読めるの?

 

もちろん読めます。初めてKindleを起動したときに簡単な初期設定を行うのですが、その際にAmazonアカウントの同期を行えば、そのアカウントの情報がそのまま引き継がれます。

 

アカウントの同期と聞くと難しそう・・・と感じるかもしれませんが、要はIDとパスワードを入力するだけです。1分あればできますよ。一度同期を行えば、新しく購入した本も全てKindleに自動的に登録されるようになります。最大数千冊保存できるので、容量が足りない!なんてことにはならないでしょう。

 

 

 

Kindleの大きさはどのくらい?

 

使い心地に大きく影響する「大きさ」。購入する前までは少し大きめのタブレットぐらいかなと思っていんですが、届いてみると予想よりは小さめでした。具体的なサイズは6インチです。・・・って言われてもわかんないですよね。ということで、参考写真をどうぞ。

 

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(一般的な大きさの本と比べてやや小さいくらいです)

 

開封時は「あれ?思ったより小さいんだな」と思いましたが、実際に使ってみるとこれがめっちゃ使いやすいんです。手にジャストフィットするというか、「あ、これ最適解だわ」くらいに持ちやすくて操作しやすい。自分は手が女性並みに小さいんですが、読書時は十分片手で操作できます。

 

この片手で操作できるというのが大きなポイントで、すごく気楽に本を読めるんです。スマホをいじっているのと同じ感覚と言えば伝わりやすいでしょうか。ページ送りは両サイドをタップするだけなので、右開きの本なら右手に、左開きの本なら左手に持てば親指だけでページ移動ができちゃいます。

 

さずがにページ送り以外の操作は片手では厳しいですが、操作の大半はページ移動ですから、ほとんど気になりません。右手はKindle、左手はスマホみたいな贅沢(?)もできますよ。

 

 

Kindleの厚さ、重さはどのくらい?

 

予想以上に薄くて軽いです。実際に触ってみるとびっくりします。自分が購入した「Kindle Paperwhite」の厚さは「9.1mm」、重さは「205g」で、感覚的にはスマホを持っているのと大差ありませんね。

 

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(かなり薄いです。加えてめちゃくちゃ軽いので、長時間持っていても全く疲れません) 

 

なので、カバンに入れてもほとんど負担になりません。さらにスペースもほとんど取らないのが嬉しいポイントですね。これなら電車での移動時にサッと取り出すこともできますし、たとえ満員電車の中で操作しても周囲の迷惑になりません(乗車率300%とかになると難しいかもですが・・・)。

 

まさにスマホを操作している感覚ですね。電車内の時間を有効活用したい!と思っている人にはとくにおすすめです。

 

ただ、カバーをつけると多少分厚さが増すかもしれません。自分はカバーなしで使っているので具体的なことは言えないのですが、2倍弱ぐらいの厚さになるようです。それでも2cm以下ですから、本よりははるかに薄いと言えるでしょう。

 

あと、端末の触り心地がいいですね。スマホとは違い、ラバーっぽいというか、手に吸い付く感じです。ですからスリップしにくく、不意に落としてしまうこともほぼありません。

 

 

スマホのKindleアプリと何が違う?

 

スマホにもKindleアプリがありますよね。これを使えば無料でKindle本を読めます。それもあって、わざわざKindle端末を買う必要はないかなーと思っていたんですが、いざ使用感を比べてみると雲泥の差がありました。

 

一番の差は文字の大きさでしょう。スマホだとやはり文字のサイズが小さくなってしまい、本のレイアウトによっては非常に読みづらくなってしまいます。

 

対して、Kindle端末なら1ページあたりの情報量がほどよい感じで、文字の大きさもちょうど読みやすいサイズです。行間もしっかり確保されていて、文字を追うのにストレスがありません。

 

実際に体感してみるとよくわかりますが、読みやすさって本を読むモチベーションに大きく影響を与えるんですよね。Kindleはさすが電子書籍用の端末というか、本を読む、ということに最適化されているなーと感じました。もちろん漫画も読めますし、コマ割りもそのままですよ。

 

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(文字の大きさも全く問題なく、ストレスなく読めます) 

 

あと、長時間読んだときの疲労感は全く違いますね。スマホだと小さい文字に集中しなければいけないうえ、画面がチカチカしているので目への負担が大きいです。Kindleはどちらかと言うと、紙の本を読んだときの疲労感に似ていると思います。

 

 

 

Kindleの充電はどれくらい持つの?

 

公式では1日30分使用した場合、数週間持つと書かれていますが、そこまでは持たないかな?という感想です。正確に測ったことはありませんが、一日に1時間使うと、1週間もつかどうか、くらいですかね。一回の充電で6時間くらいは持つのでは?といった感じです。

 

案外持たないんだなーと思うかもしれませんが、実はKindleはスリープ状態の間はほぼバッテリーを消費しません。これが凄まじいバッテリー効率で、1週間ほど放置しても半分も減らないんです。スマホと比べると圧倒的ですね。

 

ですから、そこまで頻繁に充電する必要はありません。1日1時間の使用なら、1週間に1、2回で十分じゃないでしょうか。もちろん、充電中も普通に使えます。Kindleの充電は、パソコンにUSBケーブルを介して接続して行います。USBケーブルは付属品として一緒についてきますよ。

 

ちょっと不便なのが、コンセントに挿すタイプのケーブルは別売りなんですよね。なのでパソコンを持っていない人は、別途ACケーブルをAmazonで購入しなければなりません。とはいえ、パソコンを持っていない人はそう多くないでしょうから、そこまで困らないはずです。

 

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 (付属品はUSBケーブルのみ。シンプル!)

 

Kindleはブラウジング(ネット閲覧)もできる

 

実はKindleは本を読むだけでなく、ネットサーフィンもできちゃいます。ただ、実用性はあんまり・・・。わざわざKindleでブラウジングするメリットも理由もないですからね。おまけの性能程度に考えておくといいでしょう。

 

 

Kindleの不便な点は?

 

ない!と言うとひたすら絶賛してるみたいでアレなんですが、今のところはホントに不便に感じる点はないんですよね。強いて言えば、画面の移動時に少しタイムラグがあるくらいでしょうか。でもすぐに慣れましたし、ほんの1秒程度なのでそこまで気にはなりません。

 

これから使っていって、バッテリーの消耗度はどうなるかが気になりますね。充電が1時間しか持たなくなる、なんてことになると困りますし。ただ、現時点では大きな不満点はほぼありません。

 

 

ぶっちゃけ使いやすいの?

 

ぶっちゃけ使いやすいです。いやもう、ホント便利。Kindleを買ってから本を読むことへのハードルが一気に下がりました。ちょっとした空き時間に読めるのもありがたいんですが、やっぱり操作感が素晴らしいことが大きいですね。今まで本を読むときって、「さぁ本を、読むぞぅ・・・!」みたいな感じだったんですが、「ちょっと本読も」ぐらいに変わりました(伝わるかな?これ)。

 

正直、本=紙という概念が吹き飛ばされました。ただ、とくにお気に入りの本はやっぱり紙で読みたいので使い分けることにしています。消費するように読む本はKindle、じっくり読みたい本は紙、という具合ですね。

 

 

どのKindleがオススメ?

 

現在、Kindle端末は以下の5種類が販売されています。

 

  • Kindle 
  • Kindle Paperwhite 
  • Kindle Paperwhiteマンガモデル 
  • Kindle Voyage 
  • Kindle Oasis 

 

それぞれ値段もスペックも違うので、自分に合った端末を選びたいところですね。

 

どれがおすすめなの?と聞かれれば、自分は「Kindle PaperWhite」を推します。というか、自分がそれを使っているからですが・・・。

 

 

「Kindle Paperwhite」はKindleの標準モデルとも言うべき端末で、価格、スペックのバランスがいい感じです。ハイグレードのものも魅力的なんですけど、無駄にハイスペックすぎます。普通に使う分にはそこまでの性能は必要ないでしょう。実際、「Kindle Paperwhite」が一番の売れ筋みたいなので、迷ったらこれを選べば間違いないと思いますよ。

 

 

Amazonプライム会員なら4,000円引きで購入できる

 

Amazonプライムに入会しているなら、「Kindle」、「Kindle Paperwhite」の2種類は4,000円引きで購入できます。プライム会員費は年額3,900円(税込)なので、利用するかどうかはともかく、とりあえず入会してからKindleを購入したほうがお得になります。

 

プライム会員の特典はここでは説明しませんが、「お急ぎ便」や「日時指定便」の送料が無料になるといったメリットがあるので、入っても絶対損はありませんよ。特典に満足しなくても、どうせKindleの割引分でチャラですしね。

 

 

まとめ

 

実際に使ってみるまでは「別にスマホアプリ版のKindleで十分だろ」と思っていたんですが、今ではもう手放せません。1万円ちょっとと、決して安くはない価格なので、購入は少し悩んだんですけどね。でも、買ってよかったと思っています。本が好きな人ならきっと気に入ると思いますよ!